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遺体空輸までの流れ その2

離陸直後の旅客機

当社では、家族葬などご葬儀全般業務の他に、関連事業として「遺体空輸」・「遺体搬送」も専門に行っております。

実際にご遺体が空輸されるまでの流れを、わかりやすく解説してご紹介いたします。

今回はその2話目となります。

前回ブログはこちら⇒(「遺体空輸までの流れ その1」)をご覧ください。

⑤現地葬儀社の手配

お帰り先の葬儀屋さんの手配ですが、いままでの経験上(20年程)、地元のご親戚の方がすでに手配していることが一番多かった傾向にあります(割合としては大体8割ほど)。

もちろん当社でお手配することもあり、そのような場合は、当社とお付き合いの地元の葬儀屋さんか、近くにお付き合いのある葬儀屋さんが無い場合は、ある程度地元で有名な葬儀屋さんをご紹介するようにしています。

地元の葬儀屋さんには、飛行機の到着時間をお知らせし、到着時には既に待機しておいてもらうよう段取りを組んでおきます(離陸直前のご遺体の状態などもお知らせしておきます)。

実は葬儀屋さん以外にも頼める

ご遺族様がお帰りになってからの事を考えると、できれば葬儀依頼をした葬儀屋さんに地元の空港へ直接迎えに来ていただいた方が、それ以降の進行はスムーズに進みます。

でもやはりご遺族様の中には気持ちの整理が付かず、すぐには葬儀屋さんを決められないという方も、もちろんいらっしゃいます。

そのような場合は、実は葬儀屋さんではなく、違うところへ搬送を依頼をするという方法もあります。

それはどんな会社かというと、「霊柩会社」です。

葬儀業界には霊柩車を専門としている会社も多く、火葬場への霊柩車の他、病院などからのご遺体の搬送業務も行っています。もちろん空港まで迎えに来てもらうこともできます。

地元の霊柩会社さんがある場合は、「空港~ご自宅までの搬送のみ」を依頼をして、ご自宅到着後に、ご遺族様とご親戚(又はお勤め先など)皆さんでご相談をして決めていただくという方法もあります。

このように、実は葬儀屋さんを今すぐ決めなくてもいいという方法も存在します。

ストレッチャーが付いている遺体搬送車
搬送寝台車

⑥宿泊先の手配

お帰りの航空便(貨物)、葬儀社などの手配関係がすべて終わったら、今度はご遺族様の宿泊先の手配となり、ご予算に合わせたホテルを手配いたします。

でも実は、以前(一昔前)と比べてあまりホテルの手配をすることが少なくなりました(^_^;)。

なぜかというと、元々札幌の安置施設はそのほとんどがご遺族様の宿泊も可能なところばかりということもありますが、いまはスマホで簡単に、ホテル紹介アプリを使って自分でホテル予約ができるようになったからなんです。

しかも、ネットで宿泊予約したほうが割安で早かったりするので、安置施設とは別の宿泊先をご希望のご遺族様は、そのようにする方が多くなりました(といいますか、ご遺族様から予約をしようとしているホテルの実際の評判を聞かれることの方が多くなりました)。

⑦空輸当日(札幌発)

空輸当日、離陸時間に合わせ札幌から新千歳空港へご遺族様と柩を新千歳空港まで送迎(搬送)します。

札幌市内から高速道路を使用するので、市内のどこの区からも1時間以内には新千歳空港へは到着しますが、柩の貨物手続きは通常の貨物と違い、通常の手続きよりも時間がかかります。その手続きに掛かる所要時間などを考慮し差し引いて考えると、最低でも離陸時間の3時間半前には札幌を出発する必要があります。

高速道路

⑧空港到着

新千歳空港に到着したら、はじめに柩の貨物手続きからおこないます。

新千歳空港の場合は国内線ターミナルの手前に空港敷地内に貨物受付があり、ここで手続きを先に行い、柩を航空会社へ預けることになります。

空港というだけあってやはり警備は厳しく、我々葬儀社の身分証はもちろん、同乗者全員の身分証を提示・名前・住所などを記入してから、はじめて入場が許可されます(全員分の入場証を渡され、首に掛けてわかるように提示する)。

新千歳空港内の案内看板
新千歳空港着

貨物手続き

お帰りの航空会社の貨物受付で手続きを済ませるのですが、先に柩を降ろし重量を量ります。

その間、貨物の手続きを行うのですが、その手続きは葬儀社ではなく、同便で帰られるご身内の方にしてもらわなくてはならないため、一緒に同行してもらい手続きをします。

貨物手続きに必要な書類やその他は、以下のとおりです。

  • 死亡診断書(または死体検案書)のコピー
  • 同乗者の身分証明書
  • 印鑑
  • 貨物料金
手続き中に柩を量り終わり重量に応じた料金が提示されますので、そこで貨物料金を支払います(カード払いも可)。

⑨離陸

貨物の手続きがすべて終わったら、後は搭乗手続きを済ませ、飛行機に搭乗するだけとなります。

ここでご遺族様を見送り無事に飛行機が離陸したのを確認してから、現地の葬儀屋さんなどにその旨を連絡をして、我々の遺体空輸業務が終了となります。

このように、柩を無事飛行機に乗せご遺族様をお見送りするまでに様々なことを行う必要がありますが、今回ご紹介したのはその中のほんの一例です。

状況に応じて臨機応変に対応しておりますので、お困りの際は当社にご相談いただければ、迅速に対応させていただきます。

離陸した航空機

お急ぎ・ご相談など、いつでもお気兼ねなくお電話ください。専門員が丁寧にお答えいたします。

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